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現在はギアス中毒者。
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「お前、当分、ルルーシュのところにいろ」
それが始まりだったのか。
いや、たぶんそれより前に始まっていたのかもしれない。
ルルーシュが部屋へ戻ると、ベットの上でピザを食い散らかす、C.C.を見て、ルルーシュはどこか泣きたくなった。
それを見て、C.C.は何を思ったのか、箱を隠す。
「やらんぞ」
「いらん!…そもそも、それは俺の金だぞ」
「貢がせてやっているんだ、ありがたく思え」
それだけいうと、また、C.C.は食べることに専念する。
どうしてこれで太らないのかとルルーシュは疑問に思って仕方ない。
ナナリーには勘違いされる。
スザクにも勘違いされる。
…そのうち、学園全体からも勘違いされそうだ。
それを思うと、やはりルルーシュは泣きたくなった。
「お前は、ゼロのところに行ったんじゃなかったのか」
「暇を出された。だから、お前のところにいる」
それは、お前…邪魔扱いされたんじゃないのか?
ルルーシュとゼロは双子の兄弟だ。
ゼロはゼロで現在皇族としてエリア11の総督補佐として日本にいる。
ルルーシュは現在ただの学生…というより、動けないゼロの変わりに現状確認という名目で学園生活を送っている。
実質はナナリーを守る騎士の役割もしているわけだが。
ナナリーが普通に生活できるようにとアッシュフォードがある財をはたいて造った学園。
ならば、さらに安心して通えるようにとゼロとルルーシュが考えた末に出した結論。
そしてこのC.C.は気づいたら、母が生きていた時代からヴィ家と契約している魔女。
――という名の居候。
だが、C.C.は頭の回転も速く、行動も迅速。
現在はこんな爛れた生活を送っているが、やるときはやる女だ。
だからこそ、ゼロは何も言わずに置いていたはず。
きちんと役割もつけて。
「…お前、いったい何をやったんだ?」
「何も。ただ、総督補佐の名前でピザを十箱ほど注文しただけだが」
それがいけなかったんだよ!
ルルーシュは頭を抱える。
ゼロは黒の皇子として恐れられている。
いや、ルルーシュに対してもそれはときどき使われるが、ゼロが表で動くことが多いため、基本はゼロを示す言葉。
ゼロは冷静沈着な何事にも感情を動かされない、死神だとも一部では言われている。
それは敢えて、ゼロが見せ付けるためにそのように振舞っているだけなのだが。
そのゼロの名を使ってピザを注文。
今まで築き上げてきたものが崩壊の音と共に瓦解するのではないかと思われた。
「ゼロも可愛そうに…」
「どう考えても、私の方がかわいそうではないか」
むっとしたようにC.C.は言葉を返す。
「……お前を俺とゼロの橋渡しにしたのは間違いだった」
「それ、何故かゼロにも言われたぞ?」
「分からんなら、いい」
今日も今日とて、ピザが学園か総督府に運ばれる。
その度に黒の皇子の嘆きが静かに響き渡る。
************************************
いや、ただ書きたかった。双子もの。
それだけなんです。
ゼロとルルーシュ似て非なるもの。
当たり前だけど。
C.C.はゼロと契約しています。
だけど、テーマはピザなんです(爆)
これも以前上げていたネタ。
本編シリアスなため、こういう方向に逃げます。
それが始まりだったのか。
いや、たぶんそれより前に始まっていたのかもしれない。
ルルーシュが部屋へ戻ると、ベットの上でピザを食い散らかす、C.C.を見て、ルルーシュはどこか泣きたくなった。
それを見て、C.C.は何を思ったのか、箱を隠す。
「やらんぞ」
「いらん!…そもそも、それは俺の金だぞ」
「貢がせてやっているんだ、ありがたく思え」
それだけいうと、また、C.C.は食べることに専念する。
どうしてこれで太らないのかとルルーシュは疑問に思って仕方ない。
ナナリーには勘違いされる。
スザクにも勘違いされる。
…そのうち、学園全体からも勘違いされそうだ。
それを思うと、やはりルルーシュは泣きたくなった。
「お前は、ゼロのところに行ったんじゃなかったのか」
「暇を出された。だから、お前のところにいる」
それは、お前…邪魔扱いされたんじゃないのか?
ルルーシュとゼロは双子の兄弟だ。
ゼロはゼロで現在皇族としてエリア11の総督補佐として日本にいる。
ルルーシュは現在ただの学生…というより、動けないゼロの変わりに現状確認という名目で学園生活を送っている。
実質はナナリーを守る騎士の役割もしているわけだが。
ナナリーが普通に生活できるようにとアッシュフォードがある財をはたいて造った学園。
ならば、さらに安心して通えるようにとゼロとルルーシュが考えた末に出した結論。
そしてこのC.C.は気づいたら、母が生きていた時代からヴィ家と契約している魔女。
――という名の居候。
だが、C.C.は頭の回転も速く、行動も迅速。
現在はこんな爛れた生活を送っているが、やるときはやる女だ。
だからこそ、ゼロは何も言わずに置いていたはず。
きちんと役割もつけて。
「…お前、いったい何をやったんだ?」
「何も。ただ、総督補佐の名前でピザを十箱ほど注文しただけだが」
それがいけなかったんだよ!
ルルーシュは頭を抱える。
ゼロは黒の皇子として恐れられている。
いや、ルルーシュに対してもそれはときどき使われるが、ゼロが表で動くことが多いため、基本はゼロを示す言葉。
ゼロは冷静沈着な何事にも感情を動かされない、死神だとも一部では言われている。
それは敢えて、ゼロが見せ付けるためにそのように振舞っているだけなのだが。
そのゼロの名を使ってピザを注文。
今まで築き上げてきたものが崩壊の音と共に瓦解するのではないかと思われた。
「ゼロも可愛そうに…」
「どう考えても、私の方がかわいそうではないか」
むっとしたようにC.C.は言葉を返す。
「……お前を俺とゼロの橋渡しにしたのは間違いだった」
「それ、何故かゼロにも言われたぞ?」
「分からんなら、いい」
今日も今日とて、ピザが学園か総督府に運ばれる。
その度に黒の皇子の嘆きが静かに響き渡る。
************************************
いや、ただ書きたかった。双子もの。
それだけなんです。
ゼロとルルーシュ似て非なるもの。
当たり前だけど。
C.C.はゼロと契約しています。
だけど、テーマはピザなんです(爆)
これも以前上げていたネタ。
本編シリアスなため、こういう方向に逃げます。
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