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現在はギアス中毒者。
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「アーサー!!!」
「にゃあ!」
アーサーはルルーシュに飛びつき、ルルーシュはアーサーを抱きしめ、毛並みを確かめるようになで始めた。
「スザクに苛められなかったか?」
「にゃあ」
「最近、かまってくれないって?」
「にゃう」
「はは、それは悪い主人だな」
笑顔で猫に話しかける友人を見ながら、スザクは溜息をついた。
「相変わらず、猫と話せるんだ?」
「お前は相変わらず、意思の疎通もできないのか?」
どこか意地の悪い笑みを浮かべながらルルーシュはスザクに訊く。
スザクは苦笑するだけにとどめた。
それを見ながら、生徒会メンバーはやっぱりという笑顔をした。
「にゃあにゃあ」
「なんだ、ヴァインベルグ卿のせいでスザクが構わないのか?」
「え…」
「ああ、なるほど。で、エニアグラム卿が気を見て構ったりしてるって?」
「・・・・・・・・」
「ああ、…ってお前、何で女ばかりになついてるんだ?…まあ、わからないでもないが」
ルルーシュとアーサーの会話を聞いていると気になる箇所がいくつかでてくる。
「ちょっ!アーサー!!!ラウンズのこととか勝手に話しちゃ駄目だって!!」
スザクは必死で止めるが、アーサーは無視することに決めたようで、その間も何かしらルルーシュに話している。
「いや、スザク…。猫に言っても仕方ないだろ。軍人じゃないんだし」
「ふむふむ。思うに、ルルーシュがいればブリタニアの情報って結構筒抜けになるんじゃない?」
「なんでですか?」
感心しながら、ルルーシュとアーサーの会話風景を見ながらミレイが言うと、シャーリーは不思議に思い訊いた。
「だって。ルルちゃんの特技って、猫だけじゃなくいろんな動物と話せることじゃない?いたるところに鳥とかいるわけだし…」
「ああ、なるほど。それに貴族って猫とか飼うの好きですしね」
「…兄さんってすごいんですね」
ギアスがなくても、普通に侵略とか出来そうとか思いながら、ロロは兄と猫の風景を見る。
1年間弟をしていたとしても、こんな風景みたことなかったし。
知らない兄の一面が見れたのも嬉しかった。
こんな会話をしているとは当人達は思いもしなかったが。
一通りスキンシップが終わったのか、アーサーはルルーシュから降りると、スザクの横に座った。
「ほんと、君達、なんの話していたの?」
「お前の日常をたらたらと。こいつ不満ばっかりだぞ。かまってやれよ」
苦笑しながらルルーシュは応えた。
「ああ、うん。わかってるんだけどね…。ていうかエニアグラム卿とか…ほんとなの?」
「ああ、あれで結構動物好きらしい」
「…今度仕事ではなれてもし非番だったら頼もうかな」
「快く引き受けてくれるんじゃないか?」
「そうだね…」
どこかどっと疲れたようにスザクは乾いた笑いを漏らした。
この特技を忘れていた。
もしかしたら、アーサーから何か聞きだしたかもしれない。
もし、彼がゼロなら…。
ルルーシュはそんなスザクの様子を見ながら隣のアーサーを見た。
コイツはスザクにとっての悪い情報なんて流さないさ。
スザクが大好きらしいからな。
まあ、教えてやらないが。
今度、猫を飼おうか。
真剣にアーサーを見ながらそんなことを思った。
というか、お前に猫語教えてじゃないか!なんでまた、意思の疎通できてないんだ?!!一年だぞ、一年!!
え、うん…なんか……やっぱり嫌われてるから?
だったら、アーサーは主人なんて認めないぞ。
…アーサー!!!!(感動)
************************
『意外性』シリーズ第3弾。
というか、このシリーズ、以前あるところでUPしていたものをそのまま移転。
気が向いたらまた書くシリーズです。
「にゃあ!」
アーサーはルルーシュに飛びつき、ルルーシュはアーサーを抱きしめ、毛並みを確かめるようになで始めた。
「スザクに苛められなかったか?」
「にゃあ」
「最近、かまってくれないって?」
「にゃう」
「はは、それは悪い主人だな」
笑顔で猫に話しかける友人を見ながら、スザクは溜息をついた。
「相変わらず、猫と話せるんだ?」
「お前は相変わらず、意思の疎通もできないのか?」
どこか意地の悪い笑みを浮かべながらルルーシュはスザクに訊く。
スザクは苦笑するだけにとどめた。
それを見ながら、生徒会メンバーはやっぱりという笑顔をした。
「にゃあにゃあ」
「なんだ、ヴァインベルグ卿のせいでスザクが構わないのか?」
「え…」
「ああ、なるほど。で、エニアグラム卿が気を見て構ったりしてるって?」
「・・・・・・・・」
「ああ、…ってお前、何で女ばかりになついてるんだ?…まあ、わからないでもないが」
ルルーシュとアーサーの会話を聞いていると気になる箇所がいくつかでてくる。
「ちょっ!アーサー!!!ラウンズのこととか勝手に話しちゃ駄目だって!!」
スザクは必死で止めるが、アーサーは無視することに決めたようで、その間も何かしらルルーシュに話している。
「いや、スザク…。猫に言っても仕方ないだろ。軍人じゃないんだし」
「ふむふむ。思うに、ルルーシュがいればブリタニアの情報って結構筒抜けになるんじゃない?」
「なんでですか?」
感心しながら、ルルーシュとアーサーの会話風景を見ながらミレイが言うと、シャーリーは不思議に思い訊いた。
「だって。ルルちゃんの特技って、猫だけじゃなくいろんな動物と話せることじゃない?いたるところに鳥とかいるわけだし…」
「ああ、なるほど。それに貴族って猫とか飼うの好きですしね」
「…兄さんってすごいんですね」
ギアスがなくても、普通に侵略とか出来そうとか思いながら、ロロは兄と猫の風景を見る。
1年間弟をしていたとしても、こんな風景みたことなかったし。
知らない兄の一面が見れたのも嬉しかった。
こんな会話をしているとは当人達は思いもしなかったが。
一通りスキンシップが終わったのか、アーサーはルルーシュから降りると、スザクの横に座った。
「ほんと、君達、なんの話していたの?」
「お前の日常をたらたらと。こいつ不満ばっかりだぞ。かまってやれよ」
苦笑しながらルルーシュは応えた。
「ああ、うん。わかってるんだけどね…。ていうかエニアグラム卿とか…ほんとなの?」
「ああ、あれで結構動物好きらしい」
「…今度仕事ではなれてもし非番だったら頼もうかな」
「快く引き受けてくれるんじゃないか?」
「そうだね…」
どこかどっと疲れたようにスザクは乾いた笑いを漏らした。
この特技を忘れていた。
もしかしたら、アーサーから何か聞きだしたかもしれない。
もし、彼がゼロなら…。
ルルーシュはそんなスザクの様子を見ながら隣のアーサーを見た。
コイツはスザクにとっての悪い情報なんて流さないさ。
スザクが大好きらしいからな。
まあ、教えてやらないが。
今度、猫を飼おうか。
真剣にアーサーを見ながらそんなことを思った。
というか、お前に猫語教えてじゃないか!なんでまた、意思の疎通できてないんだ?!!一年だぞ、一年!!
え、うん…なんか……やっぱり嫌われてるから?
だったら、アーサーは主人なんて認めないぞ。
…アーサー!!!!(感動)
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『意外性』シリーズ第3弾。
というか、このシリーズ、以前あるところでUPしていたものをそのまま移転。
気が向いたらまた書くシリーズです。
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