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現在はギアス中毒者。
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特派…もとい、特別派遣嚮導技術部は今、どこか暗い雰囲気が漂っていた。
スザクは疑問に思い、近くにいてさらに困った顔でそんな雰囲気を見ていたセシルに尋ねた。
すると、セシルはスザクを見た後、ポンっと手を叩く。
そして、ロイドを掴むとスザクの元まで引きずってくる。
何事かと思い、その行動に一瞬スザクは一歩後ろへ後退してしまった。
「やめてよぉ~。今、僕は落ち込み中なのぉ」
「落ち込んでる暇があるなら、スザク君に説明の一つでもしてあげてください」
にっこり笑いながら、ロイドにいうセシル。
その背後には般若が見える気がし、スザクは目をそらした。
「…ああ、そういえば。君は初めてだったねえ。枢木准尉」
「何がですか?」
「総督補佐の見回り」
「は?」
「という名の、嫁いびりですよね」
何がなんだか、わからないといいたげにスザクは首を傾げる。
「邪魔するぞ!ロイド!!」
バーンという音とともに嵐が入ってきた。
そうとしか、表現できないよう光景だった。
彼が入ってきた瞬間、特派のメンバーはいそいそとそれは風のように傍を通り過ぎ、大切なものを持って局長までの道を開ける。
一瞬の出来事だった。
スザクはそんな様子をぽかんとして様子で見ていた。
「…早いですねぇ。殿下…」
「ふん。私が、行くと予告したからにはいつ何時入ってもいいように整えておくのが常識だろう?」
どこか見下したかのようなものいい。
それを聞きながら、スザクは首をかしげ、ロイドは乾いた笑いをもらす。
「で、殿下。今日は何しに?」
「残念だが、今日は貴様にかまけている暇は無い。私が用があるのは枢木、貴様だ」
「「え…」」
予想だに反し、いつも苛めるために来るロイドの方が目的ではなく、今回はデヴァイサーの枢木スザクが目的。
それを知った瞬間、ロイドとセシルは2人して青ざめた。
「待ってください、殿下。彼は何も悪いことは…。あの方にも近づいていないと」
「…お願いだから、ちゃんと無傷で返してくださいね。そうしないと、ランスロットが」
青ざめつつ、心配しているのは違うこと。
そしてロイドはすべてを言う前にセシルに殴られた。
「…えっと、僕、何かしましたか?」
まだ、状況が読めず、スザクはそれだけを聞く。
その言葉に呆れつつ、ゼロは溜息をついた。
「…貴様はいつから、‘僕’なんぞというようになった。それに何だ!その腑抜けた面は!!!」
「え?…って、ゼロ!!痛いって!!!」
ゼロはあろう事か、スザクの頬を引っ張る。
それはもう思いっきり。
そんな2人の様子にロイドもセシルも他の研究員もぽかんと口を開けたまま呆けた。
あの冷酷無比。沈着冷静と謳われるゼロが子供のように…もとい年相応にスザクに対し行動を取っている。
「私達がどれほど心配したか、分かるか?分かるまい。いつのまにそんなにのほほんと腑抜け面で歩くようになった。昔の貴様は野蛮だが決して今の貴様のような馬鹿面じゃなかったぞ!」
「悪いと思ってるけど。ていうか、君…相変わらず俺様なんだね…」
そしてスザクはスパッと言った。
その瞬間、特派全体が氷点下まで下がったように感じる。
「悪いか!そんなことより、僕に続いて、君…。虫唾が走る!貴様と話していると鳥肌が消えん!!…いいか、枢木スザク!私は貴様を許したわけではないからな!断じて!!!」
そういうと、やはり嵐のように去っていった。
「…あんな子供っぽい殿下、初めて見たよ…」
「私も…」
ロイドとセシルは呆然としながらそう呟く。
そして、その横でやはり疑問に思いつつ、首をかしげながらスザクは言った。
「昔からゼロってあんな感じでしたよ。特にルルーシュとナナリーのことになると。可愛いよね、ああいうところ」
そんな貴方は勇者に見える。
特派の心は今一つになった。
そして今度、総督補佐が来た時は枢木スザクを矢面に立てようと心に決意するのであった
*********************************
ゼロルル双子設定シリーズ。
ゼロ様とルルとナナリーは一緒に日本に送られた。
うちのゼロ様、ルルとナナリーのことになると暴走する癖をお持ちです。
敵の前では決してやりません。
特派には結局を気を許しているゼロ様。
そして僕スザクを毛嫌いしているというかいろいろ苦手としている。
嫌いじゃないんだよ…。実力とかも認めてるし。
ただ、ルルーシュとスザクは昔から仲が良かったから嫉妬しているだけです。
スザクは疑問に思い、近くにいてさらに困った顔でそんな雰囲気を見ていたセシルに尋ねた。
すると、セシルはスザクを見た後、ポンっと手を叩く。
そして、ロイドを掴むとスザクの元まで引きずってくる。
何事かと思い、その行動に一瞬スザクは一歩後ろへ後退してしまった。
「やめてよぉ~。今、僕は落ち込み中なのぉ」
「落ち込んでる暇があるなら、スザク君に説明の一つでもしてあげてください」
にっこり笑いながら、ロイドにいうセシル。
その背後には般若が見える気がし、スザクは目をそらした。
「…ああ、そういえば。君は初めてだったねえ。枢木准尉」
「何がですか?」
「総督補佐の見回り」
「は?」
「という名の、嫁いびりですよね」
何がなんだか、わからないといいたげにスザクは首を傾げる。
「邪魔するぞ!ロイド!!」
バーンという音とともに嵐が入ってきた。
そうとしか、表現できないよう光景だった。
彼が入ってきた瞬間、特派のメンバーはいそいそとそれは風のように傍を通り過ぎ、大切なものを持って局長までの道を開ける。
一瞬の出来事だった。
スザクはそんな様子をぽかんとして様子で見ていた。
「…早いですねぇ。殿下…」
「ふん。私が、行くと予告したからにはいつ何時入ってもいいように整えておくのが常識だろう?」
どこか見下したかのようなものいい。
それを聞きながら、スザクは首をかしげ、ロイドは乾いた笑いをもらす。
「で、殿下。今日は何しに?」
「残念だが、今日は貴様にかまけている暇は無い。私が用があるのは枢木、貴様だ」
「「え…」」
予想だに反し、いつも苛めるために来るロイドの方が目的ではなく、今回はデヴァイサーの枢木スザクが目的。
それを知った瞬間、ロイドとセシルは2人して青ざめた。
「待ってください、殿下。彼は何も悪いことは…。あの方にも近づいていないと」
「…お願いだから、ちゃんと無傷で返してくださいね。そうしないと、ランスロットが」
青ざめつつ、心配しているのは違うこと。
そしてロイドはすべてを言う前にセシルに殴られた。
「…えっと、僕、何かしましたか?」
まだ、状況が読めず、スザクはそれだけを聞く。
その言葉に呆れつつ、ゼロは溜息をついた。
「…貴様はいつから、‘僕’なんぞというようになった。それに何だ!その腑抜けた面は!!!」
「え?…って、ゼロ!!痛いって!!!」
ゼロはあろう事か、スザクの頬を引っ張る。
それはもう思いっきり。
そんな2人の様子にロイドもセシルも他の研究員もぽかんと口を開けたまま呆けた。
あの冷酷無比。沈着冷静と謳われるゼロが子供のように…もとい年相応にスザクに対し行動を取っている。
「私達がどれほど心配したか、分かるか?分かるまい。いつのまにそんなにのほほんと腑抜け面で歩くようになった。昔の貴様は野蛮だが決して今の貴様のような馬鹿面じゃなかったぞ!」
「悪いと思ってるけど。ていうか、君…相変わらず俺様なんだね…」
そしてスザクはスパッと言った。
その瞬間、特派全体が氷点下まで下がったように感じる。
「悪いか!そんなことより、僕に続いて、君…。虫唾が走る!貴様と話していると鳥肌が消えん!!…いいか、枢木スザク!私は貴様を許したわけではないからな!断じて!!!」
そういうと、やはり嵐のように去っていった。
「…あんな子供っぽい殿下、初めて見たよ…」
「私も…」
ロイドとセシルは呆然としながらそう呟く。
そして、その横でやはり疑問に思いつつ、首をかしげながらスザクは言った。
「昔からゼロってあんな感じでしたよ。特にルルーシュとナナリーのことになると。可愛いよね、ああいうところ」
そんな貴方は勇者に見える。
特派の心は今一つになった。
そして今度、総督補佐が来た時は枢木スザクを矢面に立てようと心に決意するのであった
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ゼロルル双子設定シリーズ。
ゼロ様とルルとナナリーは一緒に日本に送られた。
うちのゼロ様、ルルとナナリーのことになると暴走する癖をお持ちです。
敵の前では決してやりません。
特派には結局を気を許しているゼロ様。
そして僕スザクを毛嫌いしているというかいろいろ苦手としている。
嫌いじゃないんだよ…。実力とかも認めてるし。
ただ、ルルーシュとスザクは昔から仲が良かったから嫉妬しているだけです。
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